首のこり・痛みと鍼灸(針灸)マッサージ治療

首のこり(首の痛み)の仕組み

首の骨は頚椎という7つの骨で構成されています。背骨(脊柱)の最上部から七番目までの骨で、7つの骨が組み合わさって頭を上下左右に動かす、首の回す、など複雑の動きを可能にしています。

骨と骨の間にはクッションの働きをする「椎間板」があります。また脊柱には脊柱管という、トンネル状の空間があり中には脊髄が通っています。頚椎の間からは肩や腕はと神経が伸びています。

首は6~8kgもある頭を支えている上、首や頭を大きく動かすことも多く、負担が掛かりやすい部位です。 パソコン作業をしたり長時間同じ姿勢をとり続けるなど、日常生活の動作や姿勢などによって首のこりや首の痛みが起こることも多くあります。

また、頚椎の障害などによって頚椎を通る神経が圧迫されると首の痛み、首のこりなどとともに手足の痛み、手足のシビレが起きることもあります。

首のこり(首の痛み)の症状、原因など

首のこり、痛みの原因は何らかの病気が関係しているものは全体の1割程度と言われています、8~9割は検査をしても見つからない、心配の無いものです。 これらの首のこり、首の痛みを総称して、「頚肩腕症候群」と呼んでいます。

痛みを起こすもっとっとも大きな原因は長時間同じ姿勢を続けることです。その結果、首の筋肉の緊張がつづき、血行が悪くなるなります。血行不良になると、「乳酸」などのという疲労物質が筋肉に蓄積し、凝り、痛みを起こします。

首のこり(首の痛み)と鍼灸(針灸)マッサージ治療

首のこりに対して、鍼灸治療はとても有効な治療法です。 鍼灸の効果により、直接患部、硬くなり血行が悪くなっている、筋肉に直接刺激を与え、緊張している筋肉を緩め、血行を促進させていきます。

また、鍼灸の効果の一つである鎮痛作用により、痛みを回復させていきます。 当院の鍼灸治療は全身治療を主にしているため、自律神経の働いを整え身体全体を副交感神経優位の状態に導くことにより、全身に鍼灸治療の効果がいきわたることにより、選りすぐれて治療効果を得ることができます。